おすすめ度 ★★★★(5点中)
ネトフリックスのファイナルテーブル。
毎回楽しみにしていたんですが最後まで見終わりました!
最後はモヤッとした終わり方でスッキリしなかったんですが(私だけかな?)
アセクシャルで見るものがないと嘆いていた私にとって、
久々にちゃんと見ることができた番組でした。
どうやら「恋愛」が苦手な私は「職人やプロの仕事」のような番組が相性いいみたいです。
bata-ko-hi-sarada.hatenablog.jp
さて、ファイナルテーブルに関しては以前こちらの記事でも軽く紹介しました。
バトル形式や簡単な内容については、こちらを見ていただきたいと思います。
こっちはネタバレ無しですよ!
見終わった感想
一人一人の知識、技術の豊かさにひたすら感動しました!
その国に行ったことがない、食べたことがない人でも、これまで培った技術で完成度の高い料理に仕上げてしまうんです。
すごすぎ!
いつもレシピ本見て、必要な材料メモして、スーパーで買って、ようやく料理できる私とは大違いです。(笑)
あと想像を形にできる能力が、本当に羨ましい!
私は趣味で小説を書いているのですが、技術が足りなくて上手く書けないことがよくあります。
なので、知識や技術のある人はすごく尊敬できる存在なんですよね。
番組を見ていて、モチベーションが上がりっぱなしだったのは、そういう人たちがたくさん出てきたからでしょうね。
とてもパワーを貰える番組だなと思いました。
お気に入りのシェフ
最初の頃は人数多すぎて全然覚えられなかったんですよね。^_^;
でも回を重ねるごとに、応援したくなる、気になる人たちが出てきました。
シェーン、マーク(ベテラン二人組)
オーストラリア出身、若いもんには負けんぞ的なポジション。
他の参加シェフも彼らに一目置いている。彼らの料理本を持っている参加者もいる。
年長者だけどチャレンジ精神に溢れている。
特にマークは店に縛られるのが嫌で店を売るという決断をするなど、思い切ったところがある。
長年培ったテクニックを使い、伝統のもの、新しいもの、どんな国の料理も作ってしまう姿はかっこよすぎ!
二人の信頼関係、ジョークの飛び交う様子も面白い。
※特にマークがお気に入り。
戦いの中で得た知識をすぐに料理に取り入れるのも柔軟性があるし、
今後のビジョンが世界を見据えていてすごいなって思いました。
歳を重ねて、安定を捨てるってなかなかできないことですよ。
ダレン(カナダ人の日本料理人)
カナダ人で日本料理に惚れ込み、日本料理店の料理長になった。
貧しい生まれ。年齢を偽って子供の頃からレストランで働き始めたという苦労の人。
しかも、日本料理という自国の料理ではない、異色なものにチャレンジする姿勢がすごい。
バトルの中でもつねにチャレンジしていく彼の姿勢にはグッとくるものがある。
※最初は怖い顔してたので苦手でした。
回を重ねるごとに彼の日本料理に対する情熱が見えて、いつの間にか応援していましたね。(*^^*)
貧しい境遇から這い上がって成功、それだけでも十分サクセスストーリーなのに、さらに成長しようとする姿に感動しました!
日本料理を選んでくれてありがとう、という気持ちです。
一回戦から個性的な料理を作って目立つ。(金箔のコオロギ!?)
色んな国の料理を知っているチャールズに食材に詳しいロドリゴ。
付き合いは長いらしく、コンビネーションが良い。
※お互いを尊敬している様子も爽やかで、見ていて気持ちのいい二人でした。
作る料理も一風変わったものが多く、見ていて楽しかったです。
チャールズは内気らしい(ロドリゴ談)
料理を語る時はめっちゃ饒舌でしたけどね。( ´ ▽ ` )ノ
ラファ、エズラ(陽気な二人組)
メキシコ出身のエズラ。
他の国の料理なのにメキシコのテイストをちょくちょく混ぜようとしてくる。
※この二人の陽気な雰囲気が終始楽しかったです。
最後気になった点
毎回毎回楽しみで最終回も楽しみにしていたんですが、
最後の最後でちょっとモヤッとしました。
最後のテーマは巨匠の作品に並ぶ、代表作を生み出すこと。
四人の内、三人は今まで作ったことのない料理に挑戦し、一人が自分の店で出している自慢の料理を作ったんですよね。
なので審査員たちも新しい料理を評価するか、完成度の高い料理を評価するかで揉めてました。
それで、最終的には完成度の高い料理、つまり自分の店のメニューを出したシェフが優勝したんです。
正直、ここにきてこんなオチかーって思いました。
なぜならこれまでの勝負で評価の高かったのが、独創性のある料理。
巨匠たちも敗者復活戦の審査をしてましたけど、独創性のある料理を求めていたように思うんですよね。
なので三人のシェフが独創性のある料理を作ろうと思ったのはわかる気がするんですよ。これまでの流れ的に。
最終戦の開始前にもスペインの巨匠が創造性、柔軟性が大事って言ってましたし。
しかも最後の審査。
巨匠たちの中でも一番知名度と発言力のありそうなアメリカのアケッツが言い負かしたみたいな形になってたのも、なんだかな……
そもそもテーマが漠然としすぎてましたね。
完成度重視なら、「一番自信のある料理」というテーマにでもすればよかったんじゃないでしょうか。
知らない国の料理に頭を悩ませ、創作していく姿にドキドキワクワクしていた側からすると、尻窄みなラストだったな、と思います。
でも、ラスト前までは凄く楽しかったんですよ。
他の人のレビューも見ましたが、結構評価も高いようでした。
料理の鉄人やTVチャンピオンを見てた人はハマると思う。゚( ´∀`)b
なので是非機会があったら見てみてください。