おすすめ度 ★★(5点中)
保釈中のカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは刑務所暮らしの4年間にとてつもない犯罪計画を練り上げていた。それは、ラスベガスの3大カジノの現金がすべて集まる巨大金庫から、厳重な警戒とセキュリティシステムを破って現金を盗み出すというもの。その額なんと1億6000万ドル! オーシャンは旧友のラスティに話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠な各分野のスペシャリストのスカウトを始める。やがて、11人の選りすぐりの犯罪ドリーム・チームが誕生した。こうして11人のプロによる、ミスの許されない秒刻みの史上最大の強奪作戦が始まった……。
オーシャンズ11。
名前を聞いたことはあっても、これまで見る機会がなく、今頃続編が出ていることを知りました。
続編が出ているのなら、さぞや面白いんだろうなあ。
そんな期待を持って視聴。
なんというか
俳優陣が豪華な割に印象が薄い映画だなって思いました。
まず、前置きが長い。
11人揃うまでが長い。
そしてせっかく集まった11人の名前が覚えられない。
実際目立ってるのって数人くらいじゃないかな。
11人もいる? って思っちゃいました。
そして途中で主人公の元妻が出てくるんですが、
なんと主人公の目的は現金強盗+元妻も取り戻すことだった、という……
どっちかに集中しろよ!(#^ω^)ピキピキ
難しい案件だって言ってたのに元妻も気にする余裕があるの?
犯罪とロマンスを交互にやるものだから緊張感が解けるし、何やってたんだっけってなる。
作戦も大した障害もなくサクサク進む。手に汗握る緊張感がない。
途中、元妻の件がバレて仲間割れ……したように見せかけてそれも作戦の内! みたいなことやるんですけど、はあ、そうですかって感じ。
結局、元妻奪還作戦も同時進行でやってるし……
元妻も泥棒ということを気にしていたようなのに、主人公の作戦でまんまと元サヤに。
その展開が軽いこと。
緊急時に恋敵に仕事と元妻どちらを選ぶか的なこと言うんですが、それをわざわざ撮影して元妻に見せて失望させるというせこいやり方。
それでころっとなびく妻もどうなのよ。
正直恋敵の方に同情しちゃったよ。金は取られるし、恋人も取られるし。
主人公と元妻のエピソードはいらなかったと思います。
犯罪のプロフェッショナルたちが難関金庫に挑む、手に汗握る展開が見たかったですね。