おひとりさまの日々

独身アラフォー女でも楽しく生きたい

『沈黙のWebマーケティング』で読みたくなるコンテンツについて考える

※本ページにはプロモーションが含まれています。

おすすめ度 ★★★★★(5点中)

 

書籍ではより詳しく書いてあるようです。

 私は無料で公開しているサイトの方を見ました。

 

↓ こちらのサイトで全話公開中。太っ腹!

www.cpi.ad.jp

 

Webマーケティングなので企業の販売サイトを対象にしているのだと思われます。

でも個人サイトでも使えそうな技がたくさんあったので紹介しますね。

 

 

簡単なあらすじ

悪徳IT企業ガイル社に騙され、ウェブサイトの順位が下がってしまったオーダー家具メーカーマツオカ。

社長は過労で倒れ、娘のめぐみが代行することに。

そこに現れた謎のWebマーケッター、ボーン・片桐。

彼らはガイル社が繰り出す様々な試練に立ち向かっていく。

  

このコンテンツ自体が読みやすくて説得力があります

ストーリーに漫画チックな一枚絵が挟まっている読み物です。

ウェブ関係のテキストって専門用語が多くて初心者には敷居が高いんですけど、これはスラスラ読めます。

 

キャラクターについて。

【主人公】ボーン・片桐

素肌にジャケットという攻めたファッション。筋骨隆々のマッチョマン。

「えっ、この人がウェブマーケティングするの?」と度肝を抜かれるビジュアル。

鍛え上げられた肉体が何に発揮されるのかと思いきや、40キロのパソコンをものすごい速さで打ち込む。

キータッチはまるで北斗の拳のよう。

「アタタタ!」じゃなくて「SHUTATATA!」。

衝撃波は出るわ、パソコンが301度になりかけるわ、とにかくすごい男です。

 

【ボーンのパートナー】ヴェロニカ

仕事のできる女性って感じで格好いいです。

解説役に徹しています。

 

【マツオカ社長代行】めぐみさん

一生懸命で一般人に近い視点の持ち主。

読者は彼女と一緒に学んでいきます。

 

ウェブデザイナー】高橋

最初はウザキャラだったのがどんどん味のあるおもしろキャラに。

素直で人間的、憎めない性格です。

 

インターン】吉田くん

すごい才能を秘めている若手のホープ

ぐんぐん吸収する姿が読者にやる気を与えてくれます。

 

この主人公チームが全体的に好感度高くて、応援したくなります。

みんなで「自分たちの会社を盛り上げていこう!」とする精神が良いですね。

 

対して悪役はどこまでも憎たらしいです。

IT企業ガイル社。

大企業の力を使って様々な妨害行為をしてきます。

そんな奴らにウェブマーケティングで正々堂々立ち向かっていく。

最初はお洒落でとっつきにくかったマツオカのサイトがどんどん魅力的になっていきます。

「私もこんな魅力的なブログを作りたい」

そんな思いが湧いてきましたよ!

 

読みやすさは最高でした。

「でも漫画でしょ? 中身が薄いんじゃないの?」って思われる方もいるかもしれません。

いやいや、中身も濃いんですよ。

とても実用的、今すぐにでも取りかかれそうな技がたくさんありました。

 


『沈黙のウェブマーケティング』で得たもの

質の悪いリンクがついていないか確認する

ウェブマスターツールでリンク元のページを確認する。

ついていたら否認リンクリストを作成しGoogleに送る。

※私のようなアクセス数の低いブログには関係なさそうですが、悪質なリンク元がサイトの評価に関係すると知り、「googleって賢いんだなあ」って思いました。(月並みな感想)

 

平均セッション時間(滞在時間)を確認する

Googleアナリティクスで平均セッション時間(滞在時間)を確認する。

長く見てもらえるということは、それだけ記事に興味を持ってもらえているということ。

※長く滞在してもらえるような魅力的な記事、コンテンツを増やしていくことが大事なんですね。

 

他のウェブサイトと比較して、なぜそこを選んだのか分析する

お客様の心を知る。他のウェブサイトと比較してなぜそこを選んだのか分析する。

※自分が商品を買った時の検索方法を思い出すと良いのかもしれません。

私は何を買うにも慎重な性格なのでまとめサイト、比較サイト、実際に使用した方の記事、口コミなどを参考にしています。
でも「何に説得力を感じたのか」「なぜそのサイトを見たのか」については考えたことがなかったかも……

今度ゆっくり分析してみるのも良さそうですね。

 

実際に購入することで熱い記事を書ける

※確かに。

私もできるだけ実際に購入したもののレビューをのせるようにしています。

その方が長い目で見た使用感や新たな気づきも盛り込むことができますからね。

でも、図書館で借りた本のレビューをのせることもあります。(笑)

 

購入に至るのは心配をカバーしてくれるサイト

お洒落じゃなくても親しみやすい、お客さん目線であることが大事。

※すごい納得しました。

自分の好きなウェブサイトや本って、わかりやすくて内容の濃いものが多かったんですよね。

訪問してきた人の”知りたい気持ち”に答えてくれる記事がやっぱり好感持てますよ。

 

推敲をする

誤字脱字をなくす。

より良い表現がないか類語辞典で調べる。

※私は語彙力が少ないので、もっとバリエーションを増やしたいなあと思っています。

やっぱり語彙力に困ったら類語辞典なんですかね?

類語辞典のアプリを購入したけど、イマイチ使い方がわからないんですよね。

 

言葉やストーリーで夢を、写真でリアル感を出す

文章で商品を購入した際のワクワク感を抱かせる。

写真で不安を払拭する。

弱み、失敗談などのネガティブ情報でリアル感、信頼感を出す。

※これもすごく納得しました。

特にアフェリエイトやってる人は参考になるかもですね。

ためになるコスメブログでよく見る手法。

コスメの個人的な使い方、肌への変化をつづった文章があるとついつい読み込んじゃいます。

そして写真で「確かに変わってる……!」って納得するんですよね。

文章と写真、それぞれに役割があるんだなあって思いました。

 

弱みを強みに変える

SWOT分析をする。

自社の内部環境におかえる強み、弱み。

外から生まれる強み(機会)弱み(脅威)について考える

マイナスをプラスにする。

※マイナスをプラスにするという逆転的な発想。

私はブログでアトピーについて扱っていきたいなあと思っています。

 

そこでSWOT分析をすると……

 

内側の強み
アトピー経験者    
外側の強み
記事を書く時間は確保できる
内側の弱み
専門家じゃない
外側の弱み
アトピー関係は激戦区
専門家の記事も多い

 

外側の強みで心が折れそうになりますね。(笑)

アトピーってほんと激戦区なんですよ。

いろんな治療法があるし、みんな興味のあることですもんね。

マイナスを強みに変えるってことは、専門家では書けない記事を書く……とかかな?

上位記事を読んで、足りないものを分析する必要がありそうですね。

 

自己顕示欲を意識してコンテンツを作る

シェアした人とその周りの人との間に、どんなコミュニケーションを生み出したいか考える。

  • 社会的認知度:みんなが知っているネタ
  • 社会的関心度:食欲性欲睡眠欲、衣食住
  1. 社会的関心度の高いジャンルに、
  2. 社会的認知度の高い要素を加え、
  3. コミュニケーションのきっかけとなる内容や演出を意識する。

※私はこれが苦手かもしれません。

最近テレビ見なくて流行に疎いし、アセクシャルなもので恋愛性愛系の記事は書けないんですよね。

ちょっと古いネタで衣食住に関した記事は書けるかも。

 

Twitterのつぶやきでどういうコミュニケーションが起こるか考える

※お高くとまったクラスメイトになってはいけない。(戒め)

確かにTwitterやってると「この人絡んで良いのかな……」って思う時ありますね。

大体、自己紹介や日々のつぶやきを見て、絡んで良さそうだったらコメントしてます。

私の自己紹介大丈夫かな……

 

王道感をプラスする

定番の表現を記事にプラスする。

※これを上手く盛り込むのって知識に技術がいりそうですね。

世間で好かれている映画マンガ本を参考にすると良いのかも。

 

最後に

今すぐにでも取りかかれそうなものが多かったです。

特にためになったのが

  • 言葉やストーリーで夢を、写真でリアル感を出すこと
  • 購入に至るのは心配をカバーしてくれるサイトであること

確かに自分がものを買う時に信頼できるのは、こういった情報を提供してくれるサイトやブログでした。

私もそういう信頼感のあるブログにしていきたいなあって思いましたよ。