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『100万ポンドのメニュー』レストラン出店の夢が叶うかも? 店主VS投資家、3日間の攻防

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おすすめ度 ★★★★★(5点中)

 

「店を持ちたい」挑戦者が3日間で投資家にアピール。

認めてもらえれば投資を受けることができる番組。

 

オススメしたい人

  • 『職業もの』ドキュメントが好き。
  • 飲食店経営に興味を持っている。
  • 一風変わったグルメ番組が見たい!

 

 
番組の内容

商品、接客、経営計画で投資家に認めてもらうことが目標です。

流れとしてはこんな感じ。

  1. 企画書、ビデオアピール
  2. 仮店舗運営
  3. 商品、接客、客の反応のチェック
  4. 面談で経営計画の確認
  5. 指摘後、改善されているかチェック
  6. 投資家が名乗り出るのを待つ

第1シーズンと第2シーズンで構成が少々変わっておりますがだいたいこんな流れ。

個人的に第1シーズンのほうが好きですね。

 

見どころ

「店を持ちたい!」駆け出し店主の熱意

3日間という短期間でアピールしなければいけないので、挑戦者たちは皆真剣です。

仕事に打ち込む人を見るのが好きな人はこの雰囲気好きなんじゃないかな?

厳しいけど、夢もあり楽しさもある。そんな仕事をする上でのワクワク感を感じられます。

恋人が、家族が、といった脇道に逸れることはほとんどなく、夢に向かって頑張る人を見ることが出来る番組です。

 

「利益が出そうな店に投資する」格上感溢れる投資家

デヴィット・ペイジ(ピザ・エクスプレス※1の元経営責任者)))

スコット・コリンズ(ミートリカー※2共同創業者)

アトゥル・コチャー(インド人として初めてのミシュランの星を獲得したシェフ)

ピザ・エクスプレスもミートリカーも日本にないし、店の名前聞いただけではどのくらいすごいのかわからない。

ですが、なんとなく言動ですごい人オーラが感じられます。(適当)

 

※1ピザ・エクスプレス

世界中に店舗を展開しているピザチェーン店。

安定の味らしいです。

 

※2ミートリカー

イギリスのハンバーガーチェーン店。

おしゃれな店でボリューミーな肉汁たっぷりハンバーガーとお酒が飲めるらしい。

日本進出してほしい。

 

新しい料理に出会えるかも

屋台飯、多国籍料理、流行りのスイーツetc……

飽和する飲食市場に切り込む新進気鋭の挑戦者たち。

彼らの提案する新しい料理も見どころです。

個人的にはキューバのホットサンド『クバーノ』が美味しそうでした。

この番組見なければキューバ料理に関心持つこともなかったんじゃないかな?

そういう料理を知る切っ掛けにもなりますね。

 

飲食店経営の面白さ、シビアさ

屋台の経験はあるけどレストランは初めてという挑戦者がほとんど。

彼らは多くの客を相手にしたことがないんですよね。

料理を出すのが遅れたり、接客が雑になったり、従業員への指示が上手くいかなかったりします。

レストラン経営の大変さが伝わってきます。

それでもレストランをやりたいのは収入を上げたい、自分の城を持ちたい、いろいろあるんだろうなあ。

仮店舗に最初に入ってくるときの挑戦者たちの顔がまたいいんですよね。

思い描いていた自分の店を目の当たりにした喜びとでも言うんでしょうか。

すっごい嬉しそうで、見てるこっちもニコニコしちゃいます。

それだけにラスト投資家に認めてもらえなかったときの落胆ぶりが悲しい。

 

第2シーズンの問題点

残念ながら第二シーズンになってスケールダウンしてしまいました。

 

第1シーズンとの比較

  第1シーズン 第2シーズン
人数 挑戦者2組 挑戦者3組
仮店舗 それぞれ仮店舗オープン 自慢の1品を投資家に食べてもらい、
1組だけ仮店舗をオープンできる
日数 3日間 ディナーとランチの2日間

単純に挑戦者の数も仮店舗の営業日数も減ってるんですよね……

 

挑戦者の人数が減った

第2シーズンは挑戦者3名とあるけど結局仮店舗を営業できるのは1組だけです。

自慢の一品を投資家に試食してもらい、一組を選ぶというもの。

1品だけで他の挑戦者を切り捨てるのは、もったいないような気がします。

どれも同じくらい美味しそうなのに。

他の店も見てみたかったって思っちゃいますね。

それにいろんな挑戦者がいた方が面白いじゃないですか。

多様な料理、店のインテリア、それぞれの運営スタイルを見たいんですよ。

1組だけだと飽きてしまう。

 

 

仮店舗の営業日数が減った

第一シーズンは3日間の猶予が在りました。

3日もあれば慣れるし、本来の実力も出せる。

アドバイスを受けた後のリカバリーもきくと思うんですよね~。

でもディナーとランチの二日間じゃちょっと厳しいのでは?

 

挑戦者の薄いバックストーリー

挑戦者の人数が減るということは時間に余裕ができるはずですよね?

それが何に使われたかですが、

挑戦者のバックストーリーを語る時間になりました。

やりたいことはあるけど方向性が定まっていない挑戦者のバックストーリーですよ?

「そんなに語ることあるの?」と思っちゃいます。

 

以前に『ファイナルテーブル』という番組のレビューを書きました。

bata-ko-hi-sarada.hatenablog.jp

こちらの挑戦者はプロ。

星を持っている店の料理人がたくさん出演していました。

この番組でも挑戦者のバックストーリーが語られたんですが、それは退屈じゃなかったんですよね。

長いキャリアや認められるほどの才能、独自のスタイルがあるから面白かったんでしょう。

才能のある芸能人を見るような感覚です。

でも『100万ポンドのメニュー』の挑戦者はまだ駆け出し。

屋台で成功していてもレストランで成功するかわからない。

自分の方向性が正しいのか模索している状態。

なので、ちょっとキャラが弱いんですよね。

長時間出ずっぱりだと語ることがなくなってしまう。

それで仕事以外の恋人や家族の話になってしまうんですよね……

投資を受けられるか否かの戦いの途中で

インタビュー中のろけたり、店内でキスをしたり、

第1シーズンの挑戦者VS投資家のピリッとしたやりとりが好きだったのでがっかり。

こういうのが見たいんじゃないんだよー!

 

投資家の格上感が減った

投資家の格上感は第1シーズンの方がありました。

メンバー殆ど変わってないのに不思議!

 

第1シーズンの冒頭

会議室に集結した投資家たち。

PR資料や映像を見て意見を出しあう。

飲食業界のプロらしい意見が飛び交う。

 

これが格上感あって格好良かった。


第2シーズンの冒頭

投資家が4名、横並びで座っている。

彼らに質問する司会者。

 

まるで投資家がゲスト審査員のよう

 

見せ方でこんなに違うんですね。(笑)


最後に

第1シーズンは文句なしにオススメ。

第2シーズンは明らかに予算を削った感があります。

余った時間を挑戦者の紹介に使うのはいいんですが、仕事に関係のないエピソードはいらないかな。

といっても、アイディアを形にして間もない彼らが語れることってあまりないんでしょうね。

投資家がもっとアドバイスをして、仕事人として成長する彼らを見たかったなと思いました。