都内のおひとり様専用or歓迎店についてまとめてみました。
今回は「読書カフェ」の紹介です。
- Paper Back Cafe 神田神保町店(神保町)
- fuzkue(初台、下北沢)
- アール座読書館(高円寺)
- 書店と喫茶 本屋イトマイ(ときわ台)
- 403.notfound(玉川学園前)
- 本と珈琲 梟書茶房(池袋)
Paper Back Cafe 神田神保町店(神保町)
良心的価格
なんといっても値段が安い。
ランチもドリンクの種類もかなり豊富ですよ。
【お一人様ポイント】
ゆったりできる一人席
一人用の椅子は間隔も程よく空いており、照明も落ち着いた雰囲気で居心地良さそう。
しかもWi-Fi、電源あり。
客層が比較的落ち着いている
食べログレビューによると
「一人利用の男性が多い」
「喋っている人がいない」
「本を読んでいる人ばかり」とのこと。
もちろん時間帯にもよるでしょうが、比較的静かに過ごされている方が多いようです。
fuzkue(初台、下北沢)
お酒も食事も楽しめる
ビール、ウイスキー、アイリッシュ、カクテル、ジン、ウオッカ、テキーラなど色んな種類のお酒が楽しめます。
カフェの定番、コーヒー、お茶、ジュースもあり。
お茶はポットでの提供というのも嬉しい……!
食事もカレー、サンドイッチ、チーズケーキなど揃っております。
持ち込みも範囲限定ですが、きちんと断ればできるとのこと。
独自の料金システム
料金システムは2種類あります。
1.オーダーごとに小さくなっていくお席料制
例えば、
- コーヒー 1 杯(700円)+お席料(900円)=1,600 円
- コーヒー 2 杯(700円×2)+ケーキ(500円)+お席料(0円)=1,900 円
- カレー(1,000円)+ハートランド(800円)+お席料(300円)= 2,100 円
4時間以上の滞在は1時間あたり席料600円が加算されます。
こだわりのコーヒー2杯+手作りケーキ+4時間未満の滞在で1,900円と考えれば、かなりお得なのではないでしょうか?
4時間もあればがっつり読書できますね。
2.1 時間読書:(おおむね)オーダーに応じたお代をいただく制
ドリンク、フード1つのみの場合は席料300円発生。
例えば、
- コーヒー(700円) +お席料(300円)=1,000円
- コーヒー(700円)+チーズケーキ(500円)=1,200 円
ちょっと一息つきたいときに良いかもしれませんね。
【お一人様ポイント】
読書にどっぷり浸れる空間
そのためのルールがいくつか設けられています。
<一例>
- 勉強・仕事・執筆・作業・動画視聴・ゲームはできない。
- 「本に書き込みをする」、「ときおりメモ帳を開いて読書のメモを取る」、「読書の休憩時に手帳を開いて5分10分なにかを書く」、みたいな過ごし方はOK。
このルールに至るまでの経緯が書いてあるのでぜひ公式HPを見に行ってほしい。
色々書いてあるけど難しいことはなく、読書カフェとしては当たり前レベルのことだと思うんですよね。
世俗のことは忘れてどっぷり読書に浸かりたい。
そんな読書家の夢を叶えてくれる貴重な場所です。
私語厳禁
「お連れさん同士の会話も「帰る?」などの事務連絡程度で」とのこと。
アール座読書館(高円寺)
のんびり手紙を書いてみる
紅茶、コーヒー、中国茶などドリンクメニューが充実。
コーヒーお茶等はポットで提供。大体680円前後。
二杯目以降のドリンクは110円引き。
メニューの中に『お手紙セット1000円(ドリンク付き)』なるものがあります。
好きな飲物、レターセット、切手、浸けペンセット・シーリングセット一式レンタル、
ポスト投函サービスを加えたセットメニュー。
ガラスペンや羽ペン(ペン先は6種もあります)、インクも赤緑黒とあり。
浸けペンに興味ある人が試し書きするのも面白そうですね。
滞在時間目安
「お飲物1杯でご入店より2時間程度、2杯ですいている時は4時間程度、混雑時は3時間までのご利用でお願い致します」とのこと。
【お一人様ポイント】
水槽と観葉植物に囲まれた空間
都会の中に、木々に囲まれてお茶を飲みながら本が読める静かな空間があってもいいなと思ったのが、開店のきっかけです。
蔵書は 文学(短編集、詩集) 写真集 画集・美術書 絵本 自然科学 思想 哲学 心理学 文学系漫画 旅行書 等幅広く取り揃えております。
観葉植物に囲まれた空間で、熱帯魚の泳ぐ水槽を見ながらのんびりお茶。
そんな優雅な過ごし方ができるようです。
食器もレトロで可愛い。
私語厳禁
「長いお話、声高なお話し声はご遠慮いただいておりますので、お話目的の方はご遠慮下さい」とのこと。
このお願いを決めるに至った理由がかなり頷ける内容なので、ぜひ公式HPを読んでほしい。
ほんと、よくぞ作ってくれましたって感じです。
書店と喫茶 本屋イトマイ(ときわ台)
幻想的なクリームソーダ
- エメラルド
- ムラサキ
- 青空
- 白(夏季限定)
- 夜(「夜中のイトマイ」限定)
クリームソーダって存在だけでも子供心をくすぐられるのに、空の色なんて素敵すぎる……!
カレーなどの食事、プリンなどのスイーツもあり。
ビールやワインなどのお酒も楽しめるようです。
リーズナブル
席料200円。1,500円以上のご飲食で席料無し。
ドリンクチケット(500円の10枚綴り)を購入していただくと席料が割引になるサービスあり。
「3時間を超えるご利用の場合は追加オーダーをいただくこともあります」とのこと。
【お一人様ポイント】
読書に集中できる空間
店名の由来は「お暇します」
プライベートでもオフィシャルでもない「暇(いとま)」を、本と珈琲と静かな空間の中で各々ゆっくり過ごしていただき、それぞれに豊かな時間が訪れたらいいな、という願いのもとに作られました。
暇とはウイキペディアによると「余った時間。することがない状態」を指すようです。
確かに暇があると何か予定を入れてしまいがち。
コーヒー飲みながら本を読む。そんな贅沢な時間の使い方最高ですね。
普段なら思いつかないような気づきを得られるかも。
私語厳禁
「会話のボリュームにご協力をいただいております。その他の音に関しても同様です。
(お店の判断でお声がけさせていただく場合もあります)」とのこと。
403.notfound(玉川学園前)
とにかく美味しいと評判
食べログレビューによると、フードの評価がかなり高いようです。
「スモークサーモンと焼き赤ピーマンクリームチーズのライ麦プールサンド」といった、凝ったカフェメニュー、インスタ映えしそうな手作りケーキ、滋味あふれるスープ。どれも美味しそう。
ドリンクもチャイ、はちみつレモン水、紅茶好きには名のしれたマリアージュフレールの紅茶もメニューにあります。
ポット(600ml)のお茶は800円。かなりたっぷり入っているようです。
チーズ、サラミ、ドライフルーツ、ワインがセットの『本日のワインとつまみのセット』なるものもあり、いろんな楽しみ方ができそうですね。
【お一人様ポイント】
読書に集中できる空間
一人専用の図書喫茶です。
私語厳禁
「お客様同士の会話はご遠慮いただいています」とのこと。
本と珈琲 梟書茶房(池袋)
販売スペースとカフェスペースに分かれています。
販売スペースではおもしろい売り方をしているようです。
タイトルの見えない本
本の題名や装釘が隠された本があるようです。
書いてあるのは感想とおすすめの理由のみ。
なんでこんなことをしているのか?
本はおもしろい。普段、本を読まない人に、本屋さんに来ない人に、どうすれば、この魅力を伝えることができるだろうか、と考えたら、ふくろう文庫になりました。
確かに目隠しされた本があったら興味をそそられますよね。
自分に合った本に誘導してくれる
ふくろう文庫では、読みおわった後に、「次に読むならばオススメの本」を紹介しています。すべてのふくろう文庫は、読後のリンクが円環になり、時に分岐して、傾向やジャンルを跨いで、本が多すぎる世界から隔離された、小さな世界を作っています。ふくろう文庫は知らない本と出合うための本棚なのです。
気に入った本から似たような世界に飛んでいけるのは嬉しい。
本って自分に合った本探すの大変なんですよね。
私なんか好き嫌い多いせいで、限られた作家さんのばかり読んでる。
ここに行けば本の世界も広がりそう。
珈琲とシークレットブックセット
数量限定、シーズンごとに販売。
何の本かは秘密。コーヒーは本のイメージに合わせてブレンドしている。
本を読むためにお茶するのではなく、コーヒーを頼んだら本も一緒についてくるという発想の転換。
【お一人様ポイント】
アカデミックエリア
学校の図書館をイメージした一人で本と向き合う場所。
ただ混んでいると二人客がこちらの席に通されて騒がしいこともあるようなので、ゆっくりできるかは運次第かな?
席の間隔もちょっと狭いみたい。
【その他】
食べログレビューによると、
「ハリーポッターの談話室みたい」「雰囲気がいい」と内装については好評。
ただ「スタッフが足りていない」「店頭での待ち時間が長い」「料理が出てくるまでに時間がかかる」など接客については不満の声もあるようです。
かなり人気のようで土日祝は二時間制。
デートや友人同士で使う人もいるようで他の読書カフェに比べると静かさは期待できないかも。
ただアンティークな雰囲気とぐりとぐらみたいなパンケーキを楽しめるのは面白そうだなあと思います。