おひとりさまの日々

ソロキャンプ、一人旅、老後のこと。できることからコツコツと。

犬に噛まれた時の対処法と流れ【不測の事態に遭遇したら】

先日、道を歩いていたら犬に噛まれました。

飼い主は逃げ、治療費は自己負担。

傷は浅いとはいえ時間と2,980円も取られたのは悔しい……!

そうそうないとは思いますが、犬に噛まれてから治療の流れまで私の実体験をまとめました。

 

 

突然、犬に噛まれる

歩いていたのは細い川辺の道。

PM6:30頃、周囲は暗く、結構な雨が降っていました。

歩いている人にもほとんどいません。

そんな中、前方から犬の散歩をしている女性がやってきました。

 

(こんな雨の日に犬の散歩?)

不審に思いながらも脇に避ける私。

 

そうしたら、犬が突然躍りかかってきたんです。

 

膝の裏側あたりに一瞬痛みを感じました。

でも激痛というほどではなく、ズボンを見ても破れてはいない。

雨でズボンが濡れていたので血が出ているのかもわからない。

傷を確認しているうちに飼い主は「ごめんなさい!ごめんなさい!」と言いながら去っていきました。

 

残された私は呆然……

(こういう時って心配するものじゃないの?)

 

もっと犬が深く噛みついて振りほどけなかったり、激痛が襲ってきたら私も飼い主を呼び止めたと思います。

ただ、すごく微妙だったんですよね……(汗)

「もしかして当たっただけかも」と思い、その場を後にしてしまいました。

 

今思うとなぜここで離れてしまったのか……

飼い主を引き止めて、その場で足を確認すればよかった。

電話番号を聞いておけばよかった

ズボンも靴もぐしょ濡れで早く帰りたかったんですよね。この時の私は。

 

噛み跡を発見

家でズボンを調べたところ、やはり穴は空いてませんでした。

でも脱いでびっくり。

 

 

↓傷跡注意!

 

 

 

血が出ている……!

一センチくらいの傷で深くはありませんが、確かに血が滲んでいました。

とりあえず流水で傷口を洗い流すことに。

 

家族に相談したところ「狂犬病にでもなったら危ない。病院で診てもらった方がいい」と言われ、私もだんだん怖くなってきました。

そもそも犬を飼ったことのない人間なので、噛まれたらどうなるか調べたこともないんですよね。

狂犬病という病気があるのは知っているけど、どんな症状が出るのかは知らなかった。

家族から死につながる病と聞いて不安になってきました。

 

狂犬病の症状とは?

狂犬病は、犬あるいは動物だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症です。

発病すると、物事に極めて過敏になり、狂躁状態となって、動物では目の前にあるもの全てに噛みつくことになります(狂躁型)。その後、全身麻痺が起こり、最後は昏睡状態になって死亡します。発病後終始麻痺状態の動物も15~20%認められます(麻痺型)。

狂犬病

 

後から調べたら思った以上に怖い病気だった……!(汗)

飼い主は噛まれるリスクについて私より詳しいんだろうから、なおさら心配してほしかったよ。

 

東京消防庁救急相談センターに電話

この時PM7:00。病院は当然閉まっています。

とりあえず「東京消防庁救急相談センター」に電話しました。

 

東京消防庁救急相談センター」とは?

急な病気やケガをした場合に、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、「東京消防庁救急相談センター」を開設しています。
東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応しています。

東京消防庁

 

まさに「今すぐ病院に行ったほうがいいのか?」状態。

さすがに混んでいるらしく待ったけど、2分ほどでつながりました。

犬に噛まれたこと、住所を伝え、病院を紹介してもらえることに。

この時「メモを用意してください」と言われたので用意。

すると音声通話で病院名、住所、電話番号が流れてきました。

 

救急診療を受ける


その中から一番近そうな病院を調べて電話しました。

犬に噛まれたこと、傷の状態や深さ、名前、どのくらいで病院に到着するかなどを説明し、病院に向かうことに。

 

正直自分が救急診療受けることになるとは思いもしませんでした。

毎年の健康診断も悪くないし、慎重な方だし。

まさかこんなことでお世話になるとは……

 

病院の「夜間休日入り口」から入ります。

受付で「飼い主に賠償を考えているか」聞かれたけど、飼い主逃げちゃったし……

 

診察室で体温、オキシメータ、血圧を測り、犬に噛まれた経緯を話しました。

犬の特徴、どのくらいの時間傷口を洗ったかなど。

犬も暗がりでよく見えなかったんですよね。柴犬っぽい中型犬だったと思うんですが。

傷口を確認している間に遠くに行っちゃったし。

そもそも、飼い主が止まってくれれば、じっくり見ることもできたんですけどね。

 

「ズボンの傷口を見せてほしい」と言われたけど持ってきてない。

雨で濡れていたので家で着替えてきちゃったんですよね。

穴は空いてなかったとはいえ、証拠品は持ってくるべきでした。

 

傷口をしばらく洗い流し、消毒、ガーゼを貼ってもらい処置完了。

 

その後、外科の先生に診てもらい、抗生物質と痛み止めを出してもらうことに。

痛みは殆どありませんでしたが念のためもらうことにしました。(結局最後まで痛みはほぼなかった)

先生によると狂犬病は日本ではずっと発生してないそうです。

 

狂犬病の発生について

1950年に狂犬病予防法が施行され、犬に年2回のワクチン接種が義務付けられたところ、1956年の6頭の犬の発生を最後に、1970年にネパールで犬に噛まれた青年が帰国後発病死した1件を除き、今日まで、狂犬病の発生を許していません。

狂犬病

 

とりあえずは安心。

でも飼い主じゃないとワクチン接種してるかどうかなんてわからないですよね。

やっぱり逃げるのはないわー……

 

犬の口内は汚いらしく、傷が化膿することもあるらしい。

やっぱり病院に来てよかった。

 

抗生物質と痛み止め、診察費、しめて2,980円。

なんで被害者が負担しなきゃいけないんですかね……

悔しいやら情けないやら。

 

交番で被害届を出せないか聞いてみた

後日、交番に被害届を出せるのか確認してみました。

「怪我が犬に噛まれたものなのかわからない」ことか被害届は出せませんでした。

このあたりネットで調べてみても対応まちまちなんですよね。

私のように傷が小さい+事件が起こってから日数経っている(2日ほど)だと難しいのかも。

なので警察の力を借りたい場合は、事件が起こってすぐに電話するのが良さそうです。

ちなみに警察ではこんなことを話しました。

  • いつどこで、どんな状況で被害にあったのか
  • 怪我の状態(写真で確認してもらった、複数枚あると良いみたい)
  • 病院に行ったのか、どう診断されたのか(今回の場合、消毒して抗生物質もらった等)
  • 身分証の確認

 

犬に噛まれた時の対処法まとめ

今回の反省も踏まえ、対処法を考えてみました。

  1. 飼い主を引き止め、傷の確認をする(相手の特徴確認)
  2. 飼い主の連絡先を聞く(その場でつながるか確認)
  3. 傷を流水で洗い流す
  4. 日中なら最寄りの病院に向かう
  5. 夜なら「東京消防庁救急相談センター」で最寄りの救急病院を確認する
  6. 保険証、診察カード、お金、証拠品を持って病院へ向かう

飼い主の義務として「ワクチンを受けた証明書をわたす」「翌日までに地域の保健所に届け出る」「2日以内に獣医で検診を受ける」などがあります。

でも犬を飼ってない側からしたらそんなこと知りませんよね。

とにかく加害者と連絡が繋がる状態にしておくことが大事。

病院に連れて行ってもらうのが一番良い。

非常時に備え、保険証、診療カードも常に携帯していたほうが良い

 

すぐ写真を撮れるようにしておくのもいいかもしれません。

逃げる相手もいるので。

警察(交番)に電話できるように番号登録しておくのも良いですね。