おひとりさまの日々

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一気読み推奨「双亡亭壊すべし」が面白い【ネタバレなしレビュー】

こんにちは、ばたこです。

先日「双亡亭壊すべし」を読み終えました。

ハラハラドキドキの展開

怒涛の伏線回収

爽やかな読後感!

「ネタバレ無しで読んだほうが絶対いい!」と思ったので、ネタバレなしで本書の魅力をご紹介します。

 

タイトル「双亡亭壊すべし」について

タイトルっぽくないですよね。

「戦時中の話かな?」なんて思ってました。

このセリフ、作品内でこれでもかというくらい出てきます。

誰も彼も「双亡亭壊すべし」「双亡亭壊すべし」。

そんな、ずっと言われ続けてきた「双亡亭壊すべし」の落とし所が、すごい。

このタイトル回収はぜひ読んで衝撃を受けてほしい。余韻を味わってほしい。

作者の藤田和日郎さんは風呂敷のたたみ方がうまいと漫画読みの中で言われてるそうだけど、本当に上手いなあって感じました。

 

第1巻のあらすじ

第一巻のあらすじ。

大正時代より、東京・沼半井町に傲然とそびえ立つ奇怪な屋敷、名を「双亡亭」。
立ち入った先で闇と出会ってしまったら、もはや己は己でなくなるだろう。
遺恨を辿る者達はその門戸へと導かれ、集い、挑む。
おぞましき屋敷を破壊する為に…!!

 

第一巻のあらすじだけでレビューしてみようと思ったけど、難しい……!

詳しく説明したらネタバレになってしまう。

 

「立ち入った先で闇と出会ってしまったら、もはや己は己でなくなるだろう」

 

それはそう。(真顔)

尊厳破壊も甚だしい目に合います。

ホラーで見たことある手法なんだけど、さらにその上をいってる。

なんでこんなにえげつないことするの……!

あ、ホラー要素はホラー映画見れない私が見れるレベルです。

 

恋愛要素は薄め

個人的に超重要。恋愛モノじゃない限り、恋愛には出張ってほしくないんです。

テーマを大事にしてる一本心の通った作品が読みたい。

 

正直、本作のラスト不安に思ってました。

だってヒロインがあまりにヒロインヒロインしてるんだもの。

かっこいいけどヒロインとしての王道を外さないというか。

ラスト幸せなキスをして終了なんだろうなって思ってました。

でもラストはまさかのまさか。

 

「え、あなたがラスト飾るの!?」

 

衝撃でした。

かなり余韻の残る終わり方だった。

このラストを飾ったキャラの変化をたどるために、もう一度読み返したくなりましたよ。

 

キャラクターがイキイキしてる

藤田 和日郎さんの描くキャラクターってほんとイキイキしてる。

笑ったらこっちも笑顔になっちゃう、泣いたら涙腺も緩む。

私は本書でなんども泣きそうになりました。

泣き所が多すぎる……!

 

キャラクターも記号的ではないのが良い。

あとから愛嬌や闇が出てきたりして全然飽きない。

死にかけて、人との関わりで、どんどん変化していく各キャラの心情も本作の魅力。

 

ほぼ双亡亭の中の出来事

実は本作、ほぼ双亡亭の中で戦ってる。

25巻も、すごくないですか?(汗)

正直、途中で舞台変わると思ってました。

よく一つの家でこれだけ物語生み出せるなって感じ。

過去回想とか色々あるんですが、それでもすごい。

双亡亭を深掘りしまくってる。

タイトルのインパクトに負けない力があります。

 

最後に

以上「双亡亭壊すべし」のネタバレなしレビューでした。

とにかく読後感がいい。

伏線がたくさん散りばめられていると読み返したくなりますよね。

読後感のお陰でそれが苦じゃないんです。

内容濃くて何度も楽しめるので手元に置いておきたくなります。

 

 

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