おすすめ度 ★★★(5点中)
2049年、LA市警のブレードランナー“K”(ライアン・ゴズリング)はある事件の捜査中に、人間と人造人間《レプリカント》の社会を、そして自らのアイデンティティを崩壊させかねないある事実を知る。Kがたどり着いた、その謎を暴く鍵となる男とは、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、30年間行方不明になっていたデッカード(ハリソン・フォード)だった。デッカードが命を懸けて守り続けてきた秘密---世界の秩序を崩壊させ、人類存亡にかかわる がいま明かされようとしている。
斬新な世界観!
迫力のあるバトルシーン!
謎が謎を呼ぶ展開……!
最後はどうなるんだろう、終盤まで手に汗握りながら見てました。
しかし! 最後あまりにも呆気なく終わってしまった。
なんでそこで切るし。(,,゚Д゚)
主人公とは何だったのか……
でもラスト付近まで本当に良かったんですよ。
それだけに惜しい……!
<<以降ネタバレ感想>>
その名もブレードランナー。
ブレードランナーの主人公はある任務で衝撃的なものに出会う。
なんと出産した形跡のあるレプリカントの遺骨を見つけたのだ……
レプリカントが出産!?
子供はどこに?
すごい設定きたー!
レプリカントに生殖機能とかあるの?
誰がなんのためにそんな機能をつけたの?
先が気になって仕方ないよ!
主人公には謎の記憶が?
もしかしたら主人公がその子供なのか?
自分は特別な存在なのかも……
望まれて生まれてきたのかも……
ソワソワする主人公。かなり人間的。
レプリカントってほぼ人間なんですかね? 遺骨も残るくらいだし。
秘書レプリカントはやっぱり敵でした。
ネイルアートしてもらいながらVRで爆撃指示飛ばしたかと思ったら、
肉弾戦で殴る蹴る! かなり激しい……
この女優さんすごい迫力。
水中戦の時の鬼気迫る形相とか凄まじいです。
死んだ後も水の中でカッと目を見開いて微動だにしない女優魂。
また動き出さないかと主人公と共にハラハラしながら見てました。
旧型レプリカントに囲まれ仲間になれと言われる主人公。
子供の性別は女の子だったそうで、主人公は自分じゃなかったんだとがっくりきます。
ここまで人間に近いと人間みたいな考え方しちゃうんですかね?
主人公もクールなタイプなので、そこまで愛されたがっていたとは思いませんでした。
じゃあこの記憶は誰のなの?
なんで主人公の記憶になってるの?
主人公の持っている木馬のおもちゃは例の子供のものなの?
なんで主人公が持ってるの?
その謎がラストに回収されると思ってたんですよ……
でも、結局わからず!
そこが一番知りたかったのに~。
子供は見つかって、親子の再会シーンきたーと思ったら、
終わった!
まさかのここで映画終了。
謎も全然回収されてないよ!
あと主人公はなんだったの? 巻き込まれた他人だったの?
だとしたら可哀想過ぎるんですけど……(,,゚Д゚)
3D彼女もお亡くなりになってしまったし。(秘書レプリカントに機械を踏みつけられて)
結局、望まれてできた子供でもなかったわけだし。
期待させておいて、これはあまりにも酷いですね。
そりゃあ最後雪の中でズルズル寝っ転がるしかないよ。
レプリカントの哀愁のようなものは漂ってましたけどね……
でもラスト手前までのワクワク感は素晴らしかったです。
広大な土地を謎のマシンが飛んでいくシーンでワクワクドキドキ。
その後も未来っぽい映像の数々に心躍らされっぱなしでした。
映像や設定はすごい良かったなあ。
話のたたみ方さえ良ければもっと良かったのに。
つくづく惜しい作品でした。